[我が家のボドゲ評価]アグリコラ(追記あり)
Q:あなたにとって「アグリコラ」とは?
A:いつも、”あ~、あと一手あったら、アレもコレもできるのに~”と地団駄を踏む煩悶ジェネレータ
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- FERRY:ハマリ度 5、プレイ頻度 2、お気に入り度 8
- 奥様:ハマリ度 7、プレイ頻度 4、お気に入り度 12
- 小学校高学年男子:ハマリ度 1、プレイ頻度 0、お気に入り度 2
- 小学校中学年女子:ハマリ度 0、プレイ頻度 0、お気に入り度 0
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- 夫婦平均:ハマリ度 6、プレイ頻度 3、お気に入り度 10
- 家族平均:ハマリ度 3、プレイ頻度 2、お気に入り度 6
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※数値は全て、各人のドミニオンに対する各パラメータを10として採点。
というわけで、ゲームのプレイ紹介や戦略など、そういうことはやらない方針なので、ゆるゆると点数付けしてみました。
PS3やWiiやGREEやLINEやトランプやポケモンカードゲームなどなど、夫婦や家族で同じゲームを楽しむことは我が家の休日の交流の大きな柱となっていましたが、FERRYがドミニオンに大はまりして、後戻りできない感じになっていた2012年秋、FERRY家にドミニオンではないボードゲームがやってきました。
ドミニオンマニアックスに、「アグリコラをやると手数の考え方が身についてドミニオンが強くなる」と書いてあったのが直接的なきっかけなのは間違いないのですが、ドミニオンの拡張を買うときに、悪魔の囁きに操られて一緒にポチってしまいました。
ドミニオンを買うまでは、カードゲームといえば、UNOかトランプかポケモンカードゲームくらいしかやったことない、誰もフリーのボードゲーム会とかにも行ったことのない、ごく一般的な家庭だったFERRY家なので、そもそもドミニオンのセルフインストですら数々の難関が待ち構えていたのですが、そこに来たのがアグリコラです。よく、まともにゲームができるところまで漕ぎ着けたなというのが正直な感想だったりします。
5グリの経験がほとんどなかったり、そもそもドラフト戦をやってないので、「それでアグリコラを語るの?」状態ではありますが、それなりに気に入ってるのは「後手数何個で、アレをやって、コレをやって、あー、くそ、一手足りないじゃん。じゃ、こっちのアプローチで、アレを優先して、ここで飯確保して、ぐわー、葦足りないじゃん。」という思考の迷宮感が楽しいからなんでしょうね。
アグリコラは、FERRY自身よりも奥様の方がはまっておられます。アプリコラをやるために、iPadをプレゼントしたら、いたくお喜びでした。
ボドゲ界隈の状況がわかるにつれ、アグリコラは重ゲーに分類されるのね~とか、カヴェルナって日本語化なかなかされないのね~とか、農業三部作そろえたいな~とか、いろいろ思うわけですが、一回の時間がかかるのが、目下のところのネックです。
家族の評価としては、息子さんはちょっと興味を示していて、ファミリーゲームを少しやった感じ。次は職業ありでやってみたいようです。お嬢さんにはまだ難しいみたい。でも、お父さん、お母さんとチームになってやるのは良いみたい。
そういえば、アグリコラって負けるともう一回やりたくなる気持ちが一番大きいですね。2014秋のゲームマーケットでアグリコラ理論という、同人誌がでるみたいなので、通販できたら取り寄せて、買ってみたいと思います。
※2015/01/03追記
その後、bajのアグリコラで5グリをするようになって、一気にアグリコラ熱が高まっています。アグリコラ理論も買って、日夜勉強しています。まだまだヘボ農夫ですが、対戦いただける方に感謝をしつつ、楽しんでいきたいです。
いやー、これ難しいな
表のブログは読者をイメージしたり、記事を練りこんだり、内容を反芻して、文章の構成をいじったり、いわゆる「記事」を書いていますが、こちらは、日記テイスト(誰かに読んでもらうことを想定していない)でお送りしています。
読んでもらうことを想定していないなら、書かなきゃいいじゃんって話なのですが、そこはそれ、とりあえず、意味はわからなくても、飛び込んでみるというアプローチで進めていくのです。
表のブログのカウンターウェイトになっていればそれでいいので。
ということで、ある日突然、このブログはばっさり消えるかもしれません。
[読んだ本の話]ユリイカ11月号 森博嗣特集
Q:ワタシにとって森博嗣とは?
A:大きな矢印、指し示す人
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昔から推理小説好きではありましたが、ガッツリとはまったのは、京極夏彦、森博嗣ぐらいのいわゆる新本格ブームのしばらく後に出てきた作者さんの頃です。
やっぱり犀川先生が抜群にかっこよかった。複数の人格が脳内学級委員会をやるような描写も好きだったし、まったく本筋以外で、科学者とは?みたいに語るセリフがあるのも好きだった。ちゃんと覚えてないですが「50年後、100年後のことを考えられるのは科学者だけだよ」みたいなセリフにググッとしびれます。
絵本以外のほぼ全てのシリーズを読んでますが、今回のユリイカを読んで、始めて知ったような仕掛けもありました。真賀田四季関係の仕掛けは知らなかったので、もう一回読まなきゃですし、前々から知ってた、スカイクロラシリーズの仕掛けも、実体験するために、もう一回読まなきゃですし、時間がいくらあっても足りないですね。
たぶん「臨機応答・変問自在」に書かれていた、ヴァチェラーとマスターとドクターそれぞれに進む意義みたいなのが、それを読んだ当時非常に心に染みて、できれば高校時代か、大学時代にそれを読んでいれば、いろいろ懊悩せずにすんだのにな、と思ったりもしました。