An another side of FERRY

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[参戦記]ダイスフォージ練習会@川崎(10/7)

久しぶりに裏面の更新です。たまには、ドミニオン以外のボドゲの記事を!

リソースを駆使して、使えるダイスを増やすタイプのゲームを遊んだことはありますが、ダイスの面そのものを交換(鍛造)してしまうという、度肝を抜かれるコンポーネントを持つ「ダイスフォージ」。ダイスゲースキーのFERRYは、即ポチしてしまったのですが、意外と家族には不人気。街コロやドミニオンは大丈夫なので、デッキ構築・拡大再生産というゲーム性自身がダメなのではないと思いますが、どうやって勝利点を稼ぐか決めて、そこへ向かってダイスを作りこまないといけない点がネックなのかなと、、、。購入リソースが「お金」に収斂される街コロやドミニオンと違って、購入リソースにお金、光(通称;赤)、闇(通称;青)の三種類があるダイスフォージは、少し難しかったのかもしれません。アグリコラや、カルカソンヌも、あまり好まれないし、、、。いや、その前に反抗期なので、もはやお父さんと遊んでくれない可能性ががが、、、。

そんな中、ホビージャパンさんのゲームフェスティバル2017秋で、ダイスフォージ日本選手権が開催されるというではありませんか!? さらに、参加賞でプロモカードがもらえるらしい。これ欲しい!
ホビージャパン・ゲームフェスティバル2017秋 | ホビージャパンゲームブログ

というわけで、「ダイスフォージ練習したいぞい」と呟いたところ、フォロワーさんに、将軍さん主催のこちらのイベントを教えていただきました。

ちょうど、しんざきさん主催の「ゆるドミ」でご一緒したことがあったこともあって、この「ダイスフォージをちょっと真面目に遊ぶ会」に参加させていただきました。”ちょっと”真面目の”ちょっと”って、たいてい”ちょっと”で済まないような気もしますが(例:ドミニオンチョットデキル)、ルールあやふやな部分もあったので、まずはいろいろ勉強させていただこう!と覚悟を決めて、いざ!川崎です。

この段階で、家族でやった範囲では
・だいたい120~150点で決着する
・赤強い
・お金プレイ思ったより点が伸びない
といったあたりの認識でした。

個人的には、1赤・1青よりも、2赤・2青を優先するプレイが強いと感じていたので、金量を伸ばして、早目に2赤・2青にアクセスする方向を試してみることに。

1戦目;セットアップ;標準
4人戦、144点、1位、手番忘れ。
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追加フェイス;2赤、2赤、1青、4緑、4金、3金/2緑
最終リソース;16金、5青残り

お金は4金のみで、2赤が2枚ついている赤偏重。青は守護神の梟(赤2)と、荒ぶる精霊(赤1)で賄っていました。獲得できたヒュドラーは1枚のみですが、赤4・青4のヴァニラカードで点数を稼いでいました。お金変換は賢者(赤1)1枚のみ。手番忘れなのでなんとも言えませんが、最後に16金余っているのはもったいない。総じて、勝利点フェイスを付けないことが多いのですが、銀月の雌鹿(青2)で勝利点ダイスを回数回す作戦もあるみたいなので、そちらにもトライしてみたいですね。


2戦目;セットアップ;青2が大熊、赤2が星の船、赤3が守護神の盾
3人戦;99点、同点1位、手番忘れ。
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追加フェイス;守護神の盾の緑、2金/2赤/2青、他記録忘れ。全部で7枚鍛造。
最終リソース;7金、4赤、3青残り

初期ダイスについている、2緑の勝利点フェイスを最初に取り外すというプレイを覚えたゲーム。大熊(青2)が強い!という話を聞いていたので、大熊を3枚確保して攻めてみましたが、その割には全然点数が伸びていない、、、。獲得したカードは大熊を除いて6枚なので、大熊でぶつかれていなかったことが示唆されますね、、、。また、賢者が2枚入っていて、お金を勝利点に換算していたはずですが、毎ターン6金→8勝利点にこだわったからか、他のカード点をほとんど取れていませんでした。また、賢者分の6金を確保する反面、強いダイスフェイスの鍛造ができていなかったかもしれません。3人戦で次の手番までに貯まるリソースが少なかったこととも関連しているでしょう。
3人戦と、2/4人戦では、次の手番までに貯まるリソースの量が異なるので、強いルートの評価に補正が入るのかなと感じます。また、3人戦だとぶつかれる相手が限られるので、大熊ルートの強みが出ない点もあったのだと思います。
将軍さんがツイートで、守護神の梟と銀月の雌鹿がセットアップされていなかったので、リソースの確保が難しかった。とも書かれていました。


3戦目;セットアップ;赤4がトリトン、(青4、赤6、赤5青5は初期カード)その他記録忘れ
多分三人戦?;119点、2位、手番忘れ。
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追加フェイス;2赤、1赤、3金、3金/2緑、3金/2緑、2金+1青、1赤/1青/1金
最終リソース;6金、2青残り

お金は鍛冶神のハンマー(青1)と賢者で勝利点に変換できているものの、青フェイスが少なく、なおかつ、青を獲得する手段に乏しいので、カード点が伸びていない感じですね。全体的な傾向として、可能な限り2回行動する手を選択してしまったり(赤リソースの減少)、ダイスフェイスへの投資をしっかり回収に結びつけることが出来ていなかったりという点が反省です。ヒュドラーを2枚取るような立ち回りをほとんどしていないこともありますが、勝利点ダイスを作らないのであれば、もう少しカード点を取れるように調整必要なのかなと思います。


4戦目;セットアップ;赤6がキュクロプス、青6がセンチネル、赤4がトリトン、青3が大熊(青3、赤3は初期カード)その他記録忘れ
4人戦;179点、1位、3番手?。
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追加フェイス;2赤、2赤、3金、4金、3緑、3金/2緑、1赤/1青/1金、2青+2緑
最終リソース;5金、2青残り

3番手、4番手で大熊を2枚ずつ確保して、ぶつかり合ったゲーム(大熊互助会)。大熊2枚は、荒ぶる精霊の闇ドーピングで購入しています。ハンマーからは勝利点出ていないので、かなり大熊で稼ぐ展開をしたと思われますが、それにしては点数高いので、数え間違えていないか、今更心配。
このあたりで、1ラウンドに5金を出して、金量を伸ばす際に、一気に3金、4金フェイスを買う動きがお気に入りになっていきます。2ラウンドに8金で2赤、もしくは、12金で2赤+4金ダイスフェイス、または、12金ダイスフェイスを買う動きですね。その分、2ラウンドで8金に届かないと悲しみだったりもするのですが、取れた時は強い動きになるような気がします。


5戦目;セットアップ;赤4がトリトン、青3が大熊(赤3は初期カード)その他記録忘れ
4人戦;157点、3位、手番忘れ。
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追加フェイス;2赤、3金、4金、3緑、3金/2緑、2赤/2青/2金、1青+2金
最終リソース;11金、4赤残り

カードはヒュドラー無し。青4ヴァニラが2枚。大熊1。4枚目の大熊をカットしにいって、後手を踏んでしまった1戦。賢者は2枚獲得できているものの、さらに11金あまっていて、お金リソースを十分に活用できてないですね。勝ったプレイヤのルートは記録していませんでしたが、こちらがカード得点が伸びていないので、強いカードを取りまくられてた可能性が高いですね。


120~150点出せば勝負になるだろうと思っていたこれまでの私にさようなら。157点出しても3位にしかなれない私にこんにちわ。ということで、わずか数戦で、一気に経験値が上がってきた感があります。
FERRY自身は同じゲームを繰り返しプレイして、あーでもないこーでもないと作戦を試すのが好きな質なのですが、ダイスという運要素がありつつも、ちゃんとダイスの構築が勝利点として結実するダイスフォージは、かなり性にあっているようで、いろんなルートを試してみたいですね。

練習会を主催してくださった将軍さん、そして、対戦いただいたみなさん、ありがとうございました。

そして、10/9の日本選手権本番へと続くのであります。